開催日:2004年月10月17日(日)〜18日(月) / 天気:晴れ

目的地:群馬県 万座温泉 / 参加人数:12人 

内容:

 一昨日は雨、昨日は肌寒い曇り、今日の天気が心配だったけど朝は部屋に差し込む眩しい朝日で目が覚めた。なんと言うラッキーな天気だろう、沖縄には台風が近づいてるというのに、朝7時5人での出発となる。
利根川を渡り、R406から筑波学園都市を抜けて下妻市へ入り最初の休憩をとる。その後下館市からR50へ、この国道は広くて走りやすいが、白バイが多いことでも有名な道なので前後左右の注意が特に必要な道でもある。
案の定白バイがチラホラ見える、日曜日の午前中は比較的交通量が少ないので流れは速い、瞬間的には90キロ位出てしまう所もあるので最大限の注意が必要なのだ。
館林のコンビニで2度目の休憩、そこは駐車場のフェンスの外側がちょっとした林になっていて、なにげなく眺めていると、なんと野うさぎが2羽フェンスの所へ出て草を食べている、近づいても逃げない、コンビニの店員に聞くと2年位前から居るらしい、すぐ側にはR50が通っていてかなりの交通量だと言うのに、このうさぎ達はそんな環境にすっかり慣れてるように見えた。

 うさちゃん達に別れをつげて私達は桐生市からR353へ入り赤城山方面へ向かう、桐生市内は道幅も狭く工事中の片側走行だったりして走りづらいが市内を抜け出ると景色の良い快適な道である。
日曜日なのに交通量もそれ程でもなく右側の赤城山を見ながらのんびりと秋の日差しをうけて走るのはとても気持ちが良いもんだ。
道は県道70へ、そしてR17へ、沼田市へ入った所で昼食をとる、国道沿いの和食屋だ、皆それぞれ注文を出し私はトロロ御膳と言うのを注文した、運ばれて来た御膳の内容は、小鉢に入ったトロロ、お吸い物、おしんこ、そして小どんぶりに入れられた麦飯、この麦飯がみょうに懐かしく子供の頃を思い出しながら食べたのでした。

 昼食後1:30に出発、R17からR145へ、中之条町からR353を四万温泉方面に進み、途中から県道55へ道の名前は中之条草津線、途中1万本のコスモス畑へ寄ってみたが花はほとんど咲いておらずチョットがっかりでした。
管理しているお姉さんに聞いたら、今年は雨が多く4〜5日雨が続くと花びらが溶けてしまうとの事、かなりデリケートな花のようだ。

 コスモス畑を後にした私達は県道55からR415へ入り野反湖へ向かう。
野反湖はかなり標高が高いようでタイトコーナーをどんどん上って行く、時折観光バスが下って来るのを交わしながら、道狭いからコーナリング中にバスが来ると路肩ぎりぎりまで避けて、路肩の落ち葉で滑らないように、迫るバスと路肩の落ち葉と自分のコーナリングスピードとバンク角を判断しながら、コーナー1つ1つをクリアして行く。
たどり着いた野反湖は想像してたとおりの素晴らしい眺めで、まさに日本の風景ではないような感じでしばし見入ってしまった。
記念写真を撮って今来た道を戻る、こんどは下りだ、時間も3時を過ぎているので上ってくるバスは無く気持ちよく走ることが出来た。
そしてR292から草津へ、街中で道に迷ってしばし行ったり来たり、これも旅の思い出だよ、と言いながらも無事5時15分万座温泉に到着、露天風呂で疲れを癒し、地酒を呑みながら別ルートで来た仲間と今日1日の出来事を語り合いながら万座の夜は更けたのでした。

 10月18日、朝の光で目が覚める、今日も素晴らしい天気で高原の朝日がとても眩しい、8時半に出発だ、2日目は12人の団体行動となるので昨日以上に気を引き締めていかねばならない。
R292へ出て志賀高原を通る、路肩には残雪が残り風は冷たい、この道は日本一標高の高い国道との看板がある。数年前にこの道を通った時は雨で寒くて峠付近は霧が出ていて辛い思いをしたものだが、今朝は遠くの白馬まで眺める事が出来る。ひんやりとした高原の空気、背中は朝日を受けてぽかぽか、眺めは最高、さっさと通り過ぎるのが勿体無いくらいの正に至福の瞬間である。

 峠を下りR403へ須坂市からR406へ須賀平からR144へ佐久市からR254へ途中数回の休憩と給油を挟みながら走行を続ける、このR254も綺麗な紅葉を期待していたけど、まだ少し時期が早かったのか、ぜんぜんだった、時間も1時半を過ぎたので、道の駅下仁田で昼食を取る、小一時間休憩後出発、花園町からR140へ熊谷市からR125へ、そろそろ夕方のラッシュが始まって来る、車の数が増えてかなり走りずらいが細心の注意を払いながらの走行をする、あたりも暗くなって仲間のバイクもどれがそうなのかまったくわからないが信号待ちなどで確認をしながら来たのだが、つくば市に入ったところで、とうとうはぐれてしまった、R125をそのまま走り続けたグループとR408へ右折した私達グループの2つに分かれてしまったようだ。

時間は7時を過ぎているけど、つくば市内はかなり混み合っている、もう前後のバイクも全然わからないがここまで来れば1人になっても帰れない奴はいないだろうと自分勝手に納得をしてはしり続けた、佐原市に入った所で皆に連絡を取り無事を確認する。小見川に到着をしてラーメン屋で全員集合、心地良い疲れを感じながら二日間の思い出を語り合う、さあ、次は12月だ。


参加者のコメント: